アドバイス付き用語集

バイクに関する用語集です。用語がクリック出来る場合には、更に詳しい別ページが開きますので、必要に応じてご参照ください。

【随時更新中 - 項目はこれからも増えます】

凡例
対:対義語
同:同義語
参:関連参照項目

目次

アルファベットで始まる用語

FI Fuel Injection エンジンにガソリンを供給する方法の一種。電子的にガソリンを霧状にして送り込む燃料噴射装置の事。(対:キャブレター)

「あ・い・う・え・お」で始まる用語

相見積もり あいみつもり 同じ条件で複数の業者から見積もりを得ること。バイク買取の場合には、同じバイクの見積もりを複数の業者から得る事を指す。
アジャスター あじゃすたー 交通事故などにおいて損害額や事故の原因・状況などの調査を行う者。一般社団法人日本損害保険協会が資格を与えた者しかアジャスターを名乗る事は出来ない。
慰謝料 いしゃりょう 賠償金の一部で、事故などにより被害者が受けた精神的損害に対して、支払われる金銭のこと。(参:賠償金)
逸失利益 いっしつりえき 交通事故などが原因で、被害者が得られなかった利益の事。事故がなければ、その後にもらえていたであろう給料などを元に算定される。
一括査定 いっかつさてい バイクに関して言えば、同じバイクの見積もりを一度に取得すること。相見積もりは必ずしも同時に依頼する必要は無いが、同時に同条件で相見積もりを依頼することを一括査定と言う。
医療保険金 いりょうほけんきん 保険給付の対象となるケガなどで、医師の治療を要した場合に支払われる保険金の総称。
インジェクション いんじぇくしょん エンジンにガソリンを供給する方法の一種。電子的にガソリンを霧状にして送り込む燃料噴射装置の事。正式にはFuel Injection(フューエル・インジェクション)と言う。(対:キャブレター)
インターネット契約割引 いんたーねっとけいやくわりびき 主に任意保険の加入手続きをインターネット経由で行う事で得られる割引のこと。保険の契約手続きを自動化することで得られた必要経費を削減効果を顧客に還元することを目的にしている。
受再保険者 うけさいほけんしゃ 他社が引き受けた保険契約の一部、または全部を他社に代わって引き受ける会社こと。(参:再保険)
運転者限定特約 うんてんしゃげんていとくやく 任意保険において、予め運転者を限定することで保険料が割り引かれる仕組み。主に「本人限定」「運転者本人・配偶者限定」「家族限定」がある。何れも限定された者以外が事故を起こした場合には補償が得られない。
運転者年齢限定特約 うんてんしゃねんれいげんていとくやく 任意保険において、運転者の最低年齢を限定することで保険料を割り引く仕組み。多くの場合「年齢を問わず補償」「21歳以上のみ補償」「26歳以上のみ補償」「35歳以上のみ補償」の4区分が有る。何れの制限も対象年齢を下回ると、補償されない。ただし、友人・知人、別居の親族、別居の未婚の子は設定した運転者年齢条件にかかわらず補償される。
押出されたバイク おしだされたばいく 保険用語で任意保険の登録から外れたバイクの事。保険の対象ではなくなったものの、引き続き同じ所有者に使用されているバイクのことを言う。廃車となったり手放された場合には「押出されたバイク」とは言わない。

「か・き・く・け・こ」で始まる用語

解除 かいじょ 保険契約、売買契約等において、契約者側に何らかの落ち度が有り、それを原因として一方的に契約を解約されること。(参:免許における解除(=限定解除)は限定解除を参照)
カウント事故 かうんとじこ 任意保険や共済保険において、保険等級に影響を与える事故のこと。主に賠償責任を伴う保険金の支払いが行われた場合には、カウント事故となり、翌年から3年間の任意保険料が割り増しになる。(対:等級 ノーカウント事故)
カウル かうる 走行時の風の抵抗を軽減するために、バイクを覆う部品のこと。ヘッドライトの周辺のみを覆う「ビキニカウル」から足元まで覆う「フルカウル」まで様々な形式が有る。
改造 かいぞう バイクに何らかの手を加えて、自分の趣味に合わせる事。広義ではステッカーを張る行為も改造となるが、一般的には部品を交換したり、色を塗り替えたりする行為を指す。(同:カスタム)
外装 がいそう 本来は外から見える部分全てを指すが、バイクの場合には主にカウルを指す。走行時の空気抵抗軽減のためにバイクを覆っているカバーの事。
買取 かいとり バイクに限っての解釈としては、現在使用中のバイクを買い取る行為。(参:下取り)
買取会社 かいとりかいしゃ 元々の意味は、バイクを買いとる会社の事なので、その業務形態に関わらず、買取の経験或いは意思が有る会社は全て買取会社と言える。しかし業界内では、バイクの買取を専門とし、一般顧客への販売をしない会社を意味することが多い。買取会社は主として買い取ったバイクを同業者に転売することで利益を得ている。
買取相場 かいとりそうば 相場とはその時その時の市場における物の価格を意味する。買取相場とは、あるバイクがその日において買い取られる一般的な価格の事だが、あくまでも概念であって特定の価格が「相場」として提示されているわけではない。「大体これ位で売れるかもしれない」程度の価格のこと。
加害者請求 かがいしゃせいきゅう 交通事故の加害者が自賠責保険に対して自分が負った賠償責任の額を請求すること。(対:被害者請求)
格付 かくつけ 正しくは「信用格付(しんようかくづけ)」と言い、会社の信用度を示す指標。会社を評価する「各付け会社」により集計・公表されている。格付けはその会社の財務状況、営業状況、市況、今後の方向性などから決定されている。バイク保険会社を選定する際に参考情報として用いることがある。
過失 かしつ わざとではないが、重大な不注意により起こしたミスのこと。例えば赤信号の見落としによる信号無視は過失である。一方で赤信号であるのを知っていたにも関わらず、信号を無視した場合には過失ではなく故意(こい)とされる。(対:故意)
過失相殺 かしつそうさい 加害者の過失から被害者の責任分を差し引くこと。(参:過失・過失割合)
過失割合 かしつわりあい 事故の時にどちらがどれだけ悪かったかを数値で表したもの。過去の裁判事例などから、日弁連交通事故相談センターが集計し「交通事故損害額算定基準」として発表している。裁判における賠償金算定や、損害保険会社の保険金支払額の算定などの根拠に用いられている。(同:責任割合)
カスタム かすたむ バイクに手を加えて、自分の趣味に合わせて仕様を変更する事。広義ではステッカーを張る行為もカスタムとなるが、一般的には部品を交換したり、色を塗り替えたりする行為を指す。(同:改造)
記名被保険者 きめいひほけんしゃ バイク保険契約上のバイクの運転者の事。必ずしもバイクの保有者ではない。
キャブレター きゃぶれたー ガソリンをエンジンに供給する装置のうち、電気などの動力源を利用せず空気圧を用いるもの。気化器。(対:インジェクション)
休業損害 きゅうぎょうそんがい 交通事故等で仕事が出来なくなったことが原因で得られなかった給与などの金銭的損害のこと。
旧車 きゅうしゃ 生産が終了したバイクの事。本来はクラッシックカーと同じ意味だが、バイクの場合には1970年代~1990年代のバイクを指す事が多い。それ以上古いバイクはビンテージ(vintage)と呼ばれる。
業者オークション ぎょうしゃおーくしょん バイク販売店や買取店のみが参加できるバイク専用のオークションのこと。BDSJBAが主要オークション会社として活動。何れも週に2~3回程度オークションを開催しており、バイク流通の重要なインフラとして機能している。取引は立ち合いだけではなくネット経由でも行われる。
行政処分 ぎょうせいしょぶん 広義では「政府機関(行政庁)が一方的に特定の国民の具体的な権利義務を決定する事」を言う。そのため免許証の発行も権利を与えるという行政処分である。しかし一般的には交通法規違反を原因とした「免許の取消・停止」を指す。
クーリングオフ制度 くーりんぐおふせいど 一旦結んだ契約を、一定期間に限り取り消せる制度。法律で定められた制度だが、適用出来るのは以下の契約及び期間に限られる。
訪問販売(キャッチセールス、アポイントメントセールス等を含む):8日間
電話勧誘販売:8日間
訪問購入(業者が消費者の自宅等を訪ねて、商品の買い取りを行うもの):8日間
特定継続的役務提供(エステ、語学教室、学習塾、家庭教師、パソコン教室など):8日間
連鎖販売取引(マルチ商法):20日間
業務提供誘引販売取引(内職商法、モニター商法等):20日間
但し、現在では販売者が自主的にクーリングオフ期間を設けるケースも多くみられている。
携行品特約 けいこうひんとくやく 保険に付けられる特約の一種。外出時に持ち物が壊れた時に、その修理費用を補償してくれる。
現行車 げんこうしゃ 現在でも製造・販売されている車種の事。最新モデル。
原付一種 げんつきいっしゅ 正式には原動機付自転車第一種。排気量50㏄以下の原動機付自転車を指す。「原付」と呼ばれるのはこのランクの車両。
原付二種 げんつきにしゅ 正式には原動機付自転車第二種。排気量50㏄~125cc以下のバイクのこと。
限定解除 げんていかいじょ 自動車運転免許において、運転可能な排気量の制限を撤廃すること。また、制限のない免許の事。通常のバイクの免許が排気量400ccまでの運転に限られているが、限定解除となることで排気量の上限が撤廃される。バイク以外にも限定解除という概念に基づいた免許は存在する。
極上車 ごくじょうしゃ 中古車の程度を表す表現で、極めて新車に近い外観・性能を備えていること。但し何を極上とするかの基準は無く、宣伝文句の一種に過ぎない。
告知義務 こくちぎむ 保険を契約する際に必ず保険会社に伝えないといけない事項。告知義務に応じないと、保険に加入できない。また、事実と相違する告知を行うと、保険が無効になることがある。(参:通知義務 無効)
故障車 こしょうしゃ エンジントラブルなど、機械的な問題で動かなくなった車両のこと。本来は事故で動かなくなった車両は事故車、単に放置したために動かなくなった車両は不動車として故障車とは区別されるが、このルールに則らない表記も散見される。
個人売買 こじんばいばい バイク販売を生業としない個人間での売買。消費税がかからない等のメリットがある一方で、商品に関するトラブル(偽物販売)や金銭授受に関するトラブル(不払い)などが絶えない。

「さ・し・す・せ・そ」で始まる用語

再販 さいはん 正しくは再販売(さいはんばい)。購入した物品を販売すること(中古品販売)。または復刻版を売り出す事(再生産)。尚「再販制度」はメーカーによる価格統制を意味する別の意味の用語。
再保険 さいほけん 保険において、自社が引き受けた保険契約の一部、または全部を他の保険会社に肩代わりしてもらう事。(参:再保険者)
再保険者 さいほけんしゃ 他社が引き受けた保険契約の一部、または全部を他社に代わって引き受ける会社こと。(同:受再保険者 参:再保険)
査定 さてい その物を調べて適正な価値を算定すること。
査定士 さていし (財)日本自動車査定協会が行っている中古自動車査定士試験に合格した者に与えられる資格の事。但し社内的な呼称として査定士を名乗っているケースも多く、二輪車の場合には顕著である。二輪車に関しては類似した資格として(社)日本二輪車普及安全協会二輪品質評価者(品質査定士)制度を運用しているが、四輪車とは異なり、研修受講のみで得られる資格である。
時価 じか 現在売買すると考えた場合の値段。バイクの場合には、程度が同じバイクを再度購入した場合の金額(再調達費用)から、使用期間や経過年数などに応じた消耗分を差し引いた額となる。
事故有係数適用期間 じこありけいすうてきようきかん 保険請求をしたことで、その後保険料が高くなる期間の事。交通事故等により保険請求を行った場合であり且つ、その事故がカウント事故であった場合には、一定期間(通常3年)の事故あり係数適用期間が設定され、その間は保険料が割り増しとなる。(参:カウント事故 等級)
事故車 じこしゃ 事故が原因で破損・変形した車両の事。(参: 故障車 不動車)
自損事故傷害特約 じそんじこしょうがいとくやく バイク保険において、本来は補償対象とならない自損事故によるケガ等を補償対象とする特約の事。多くのバイク保険において強制的に付保されている。
下取り したどり 古い車両を受け取り、その対価として現金を渡す代わりに、新たに売却する車両の価格を値引く(対価を売却価格と相殺する)こと。買取方法の一種と言える。(参:買取り)
示談 じだん 何かしらの争いごとが有った時に、裁判などではなく、当事者間の話し合いにより解決すること。(参:調停 示談書)
示談交渉サービス じだんこうしょうさーびす 交通事故の相手側との示談交渉等を本人に代わって行ってくれるサービスのこと。主に任意保険会社が損害賠償保険の付随サービスとして提供している。
示談書 じだんしょ 示談の内容を双方に誤解が生じないようにまとめた書面のこと。必要な事項がきちんと盛り込まれていれば、誰でも作成が可能で法的にも有効となる。(参:示談)
失効 しっこう 効力を失う事。バイク関連用語としては、「保険の失効」が該当する。この場合の失効とは、バイクを売った、盗まれた、廃車にした等の保険金支払いの対象とはならない事が原因で、保険の目的(バイク)が無くなることにより、保険が終わることを言う。(参:解除)
自動車損害賠償保障法 じどうしゃそんがいばいしょうほしょうほう 交通事故の被害者の救済を目的として、昭和30年に設けられた法律。自賠責保険はこの法律に基づき、運用されている。事故の被害者から加害者に対して賠償金を求める際の法的根拠でもある。(参:自賠責保険)
自賠責保険 じばいせきほけん 正式には自動車損害賠償責任保険(じどうしゃそんがいばいしょうせきにんほけん)という。別名「強制保険」と言われるように、公道を走る車、二輪車(原付を含む)は必ず加入しなければならない。交通事故の被害者に対して、最低限の補償を行う事を目的に国の管理のもとで運営されている。被害者救済を目的としているので、加害者は補償されない。
社外パーツ しゃがいぱーつ バイクに装着できる部品のうち、そのバイクのメーカー或いは関連会社が作成したもの以外のもの。車体本体のカタログやオプションカタログに記載されていないものは全て社外パーツと考えて良い。装着により性能向上を図れるものから、単なる装飾目的のものまで様々である。(対:純正パーツ)
車検 しゃけん 正式には自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)と言う。
自動車が公道を走るうえで、必要とされる安全性を備えているかどうかを検査・登録する制度。検査は安全性のみについて行われるので、その車両の性能(調子)は問われない。エンジンのかかりが悪くても、安全性に問題が無ければ検査は通過し、その証拠として車検証が交付される。
車検切れ しゃけんきれ 車検(自動車検査登録制度)では、その有効期間を2年(新車は3年)と定めている。車検切れとはその期間が切れた状態を指す。車検切れの車両は安全走行が出来ない車両として扱われるため、公道を走行する事は出来ない(サーキット等の公道でない場所では走行可能)。尚、バイクの場合には排気量250cc未満の車両は自動車検査登録制度の適用対象外であるため、車検と言う概念自体が当てはまらない。(参:車検)
車検証 しゃけんしょう そのバイクが車検(自動車検査登録制度)に合格したことを証する書類。バイクの情報と共に、所有者、使用者など、そのバイクを管理すべき人の情報も記載される。車検証の発行を受けることで、公道走行の許可が得られたことになる。(参:車検)
車種 しゃしゅ バイクの排気量による区分のこと。125ccを超える車両を二輪自動車、125cc未満の車両を原動機付自転車と区分している。(参:用途)
車台番号 しゃたいばんごう バイク一台一台に個別に振られている個別番号のこと。全てのバイクはこの番号で管理されており、生産されてから廃棄されるまで変わることが無い。そのため車検、保険契約など、車両を特定する必要がある手続きには必ず用いられる。(参:車両番号)
車体番号 しゃだいばんごう
車両所有者 しゃりょうしょゆうしゃ 車両の所有権を有している人のこと。必ずしも車両を使用している人とは限らない。例えば、普段使用しているのが子供でも、バイクを買ったのが親なのであれば、車両所有者は親となる。(同:名義人)
車両番号 しゃりょうばんごう バイクのナンバープレートの番号のこと。数字だけでなく、「品川 C さ 1234」のように、表示されている内容の全部が登録番号である。(同:登録番号)
車両保険 しゃりょうほけん 保険の目的となっているバイクにキズや破損が生じた際に、その修理費用を補償する特約のこと。大きく分けて交通事故や災害による損害のみ補償するものと、自損事故や当て逃げの損害まで補償するものに分かれている。バイクの車両保険は四輪車のものと補償内容が異なる事が多い。
宿泊費補助サービス しゅくはくほじょさーびす 任意保険に付けられる付帯サービスで、事故や故障で帰宅できなくなった場合に、宿泊費の一部が補助金として支給される。
純正パーツ じゅんせいぱーつ そのバイクに元々備えられている部品の事。或いは車両製造メーカー及び、その関連会社が専用部品として別売りにしている物。部品の交換が必要になった際など、部品の調達が必要になった際に、純正パーツか社外パーツかと言う選択が必要になる。(対:社外パーツ)
純保険料 じゅんほけんりょう 保険加入者が支払う保険料のうち、保険金などの支払いに充てられる部分のこと。純保険料は過去の事故発生率や、保険料金の支払い実績、加入者のデータなど、各種の情報を駆使して算出されている。(対:付加保険料)
上限金額 じょうげんきんがく 設定できる最高金額。バイク関連用語としては、買取会社が提示できる最高買い取り額の事を指す。上限金額はそのバイクの再販価格から、買取業者の利益及び、車両の整備修理費用を引いた金額となるのが一般的。
証券不発行割引 しょうけんふはっこうわりびき 任意保険において、保険証券を郵送しない事を条件に、一定額を保険料から割引くこと。インターネット保険ならではの割引制度である。加入者はインターネットを通じて保険証券をダウンロードする必要が生じる。
使用目的 しようもくてき バイクの主な使用目的の事。「業務」「通勤・通学」「レジャー」に分類されており、任意保険加入の際に特定を求められる。何れの目的にバイクを用いるかで事故等の発生リスクが増減する為、任意保険料が変動する。
初年度登録年月 しょねんどとうろくねんげつ バイクが陸運支局に初めて登録申請され、その登録が受理された年月のこと。公道で使用されないバイクは、登録申請が行われないので、初年度登録が無いバイクとなる。そのため初年度登録年月と製造日とは全く関係が無い。(参:年式)
処分 しょぶん 本来の意味は何かしらの最終的な取り扱いを決定すること。バイクに関しては、廃棄・譲渡・売却などを決定し、手放す事を指す事が多い。
所有権 しょゆうけん 法的に認められた、その物の持ち主としての権利。持ち主の権利として使用・収益・処分が認められている。使用者と所有権者は異なることが有る。
人身事故 じんしんじこ 人が傷ついた事故の事。(対:物損事故)
人身傷害補償特約 じんしんしょうがいほしょうとくやく 任意保険における補償の形態。加入者本人の身体的・精神的・金銭的損害に対する補償。事故の過失割合に関係なく補償が下りるという特徴があり、補償額も高額になりやすいため、保険料が高くなる一要因となっている。(参:搭乗者傷害保険)
整備 せいび すぐ役立つように準備したり整えたりすること。バイクの整備は、タイヤに空気を入れることからエンジンを分解洗浄するまで多岐にわたるが、いずれも走る為には欠かせない行為である。
責任割合 せきにんわりあい 事故の時にどちらがどれだけ悪かったかを数値で表したもの。過去の裁判事例などから、日弁連交通事故相談センターが集計し「交通事故損害額算定基準」として発表している。裁判における賠償金算定や、損害保険会社の保険金支払額の算定などの根拠に用いられている。(同:過失割合)
絶版車 ぜっぱんしゃ 生産を終了したモデルの事。
競り せり 1人の売手に対し2人以上の買手が相互に値段を競い合い,最も高値を付けた買手に売ること。最も確実に高値での売却を実現する方法ではあるが、最大の効果を得るためには、競りの参加者を厳選する必要がある。
走行距離 そうこうきょり そのバイクが生産された後に走行した総距離数。バイクのメーターは交換可能部品であるため、必ずしもメーターの表示とは一致しない。
総排気量 そうはいきりょう バイクのシリンダーの容量の合計値。人間の肺活量に相当する。一回エンジンが作動する間に、どれだけの空気を吐き出せるかを表している。総排気量が大きいほど、一回に燃焼できるガソリンの量が多くなるため、大きな力を得ることが出来る。
即現金買取 そくげんきんかいとり 売買契約の成立時に、銀行振り込みなどではなく、その場で現金で代金が支払われる事。個人売買などで後日の支払いに履行リスクがある場合には大変有効な手段であるが、買い手が予め現金を用意するため、買取価格が準備された現金額を上回ることは無く、実質的に上限額が決められてしまうというデメリットもある。
側車付二輪自動車 そくしゃつきじどうにりんしゃ サイドカーの事。宅配で使われている、後輪が2つあり、荷台が付いているようなバイクも、側車付二輪自動車に分類される。
即決和解 そっけつわかい 争いごとについて双方の合意が出来ている場合に、合意内容に法的な効力を持たせるための手続きのこと。簡易裁判所に即決和解の申し立てをし、合意内容を和解調書に記載することで、裁判所が下した判決と同じ効力を持たせる事が出来る。(参:調停)
ソルベンシー・マージン比率 そるべんしーまーじんひりつ 保険会社の体力を表す数値で、支払余力ともいう。通常では考えられない事柄(大災害や株の大暴落など)が起こり、一気に保険金の支払いが必要となった時にどの程度まで対応できるかを表す。金融庁は保険会社に対して、ソルベンシー・マージン比率が200%を下回らないよう求めている。
損害賠償 そんがいばいしょう 他人にケガを負わせたり、他人の物を壊した場合に、その償いを金銭で払う事。精神的損害へ対する慰謝料も含む。(参:慰謝料)
損害保険契約者保護機構 そんがいほけんけいやくしゃほごきこう 金融庁が管轄している保険契約者保護機構制度(保険会社のセーフティネット)の一つで、損害保険会社が破綻(倒産)した場合に、契約者や保険金受取権者を保護する組織。破綻後3ヶ月間に限り、本来は破綻保険会社が負うべきであった保険金を代わりに支払い、被保険者を救済する。
損害保険料率算出機構 そんがいほけんりょうりつさんしゅつきこう 事故の原因、発生率、賠償金の額など、損害保険に関する情報を収集・分析している機関。日本で活動する損害保険会社のほとんどが加盟する団体で、加入保険会社は機関の調査データを保険料の算定等に用いている。

「た・ち・つ・て・と」で始まる用語

対人賠償責任保険 たいじんばいしょうせきにんほけん 他人の身体に対する賠償責任を負ったときに、その賠償額を補償する保険。バイクの場合には、自賠責保険ンで補いきれない分を補完する役割を担っている。バイク保険の骨格ともいえる重要な保障である。(参:対物賠償責任保険 自賠責保険)
大数の法則 たいすうのほうそく 有る事象を繰り返した際に、特定の事柄が起こる確率が一定の数値に近づいてくこと。例えばコインを投げて表が出る頻度は、投げる回数が増えるごとに50%に近づいていく。この法則を大数の法則という。保険会社の料率算定における重要な概念である。
対物超過修理費用特約 たいぶつちょうかしゅうりひようとくやく 任意保険の特約の一種で、対物賠償責任保険が時価をもとにした補償であることから、被害者との示談が難航する場合に、時価に上乗せして賠償金額を支払う事を認めるもの。この特約を用いることで、示談交渉の早期化と、被害者の心象改善の効果が期待できる。(参:対物賠償責任保険 時価)
対物賠償責任保険 たいぶつばいしょうせきにんほけん 自分が原因で壊してしまった他人の物について負った賠償責任に対して保険金が下りる補償。自賠責保険は物に対する補償を行わないことから、対人賠償責任保険と共に、任意保険の最重要保障項目である。(参:対人賠償責任保険 自賠責保険)
他車運転特約 たしゃうんてんとくやく 任意保険の特約の一種。他人のバイクを借りた時に事故を起こした場合に、そのバイクを自分のバイクと見なして補償が下りるようにするもの。この特約が無いと、他人のバイクで事故を起こした場合には保険金が下りない。
短期料率 たんきりょうりつ 保険が期間途中で解約になった時に、既に経過した日数分の保険料を計算するときに用いる数値のこと。未経過日数分の保険料の返金が必要な場合などに用いられる。
中断証明書 ちゅうだんしょうめいしょ 任意保険の解約時に適用されていた等級を証明する書類。中断証明書を使う事で、その発行から10年以内(妊娠を解約理由とする場合は3年)に再度バイク保険を契約する際に、過去の等級を引き継ぎ、保険料を低く抑える事が出来る。(参:等級)
チョーク(チョークレバー) ちょーく(ちょーくればー) エンジンに送るガソリンの量を一時的に増やすこと。その調整を行うためのレバー。
調停 ちょうてい 何かしらの争議が起こり、示談が困難な場合に裁判所が提案する手続きのこと。裁判所が指名する調停員が当事者間に入り、社会的・法律的に妥当且つ、双方にとって合意できる「落しどころ」に導くように話し合いを進める。合意内容は裁判所に正式に記録され、法的に拘束力を持つ。尚、示談と調停は似ているが、示談は裁判所が関与しない合意である。(参:示談 即決和解)
重複保険 ちょうふくほけん ①同じ種類の保険に2つ以上入る事。又は入っている状態。

②保険を掛ける物の価格以上に保険を掛ける事(価値が100万円のバイクに150万円分の車両保険を掛けるような場合)

通知義務 つうちぎむ 保険の契約に影響がある事項で、加入者から保険会社に伝えないといけない事項のこと。通知すべき事柄を通知しないと、事故などが有った時に、保険金が下りない事がある。(参:告知義務)
ディーラー でぃーらー 販売店のことであるが、通常はメーカー特約販売店を指す事が多い。メーカー特約販売店はメーカーの定めるサービス水準を満たす必要が有るため、特約店ではない販売店よりも信頼がおけると言われている。
程度 ていど 物事の性質や価値を相対的にみたときの、その物事の置かれる位置。他の物事と比べた際の、高低・強弱・大小・多少・優劣などの度合いのこと。「バイクの程度」とは、そのバイクが新車に比べてどの程度劣化が進んでいるかという事である。
転倒歴 てんとうれき 転倒した履歴のこと。バイクは転倒に起因するダメージが多いため、転倒歴の有無が、バイクの程度を図るうえでの1つの指針となる。
等級 とうきゅう 損害保険会社が定めている制度で、個々人の保険金請求歴を保険料割引率に転嫁するための仕組み。保険金の請求歴が無いほど、高い等級が与えられ、保険料の割引率が増える仕組みとなっている。等級情報はほぼ全ての損害保険会社で共有されている。
等級据え置き事故 とうきゅうすえおきじこ 保険会社から補償を得たとしても等級に影響がない事故のこと。「等級据え置き事故制度」は2013年10月に廃止されているため、現在では等級据え置き事故は存在しない。(参:ノーカウント事故)
等級プロテクション特約 とうきゅうぷろてくしょんとくやく 任意保険の特約の1種で、事故等で保険金を請求しても、翌年からの等級がダウンしないようにする特約。過去には各社が積極的に販売していたが、現在では殆ど見られなくなった。
同居の親族 どうきょのしんぞく 同居している配偶者、6親等内の血族、または3親等内の姻族のこと。
搭傷死亡等対象外特約 とうしょうしぼうとうたいしょうがいとくやく 任意保険の特約の一種で、搭乗者傷害保険から死亡時の補償と、後遺障害の補償を省くことで、保険料を抑えようとするもの。これにより保険金として支払われるのは、ケガをした際の一時金のみとなる。(参:搭乗者傷害保険)
搭乗者傷害保険 とうじょうしゃしょうがいほけん 任意保険における補償の形態。加入者本人の身体的損害に対する補償。ケガの部位と程度により補償額が決められている。高額補償が行われる可能性が低いため、保険料が低めに設定されている。(参:人身傷害補償特約)
搭乗中のみ補償特約 とうじょうちゅうのみほしょうとくやく 任意保険の特約の一種。サービスエリアで休憩中の事故など、バイクに搭乗していない間のケガを補償から外す事で保険料を引き下げる。
登録番号 とうろくばんごう バイクのナンバープレートの番号のこと。数字だけでなく、「品川 C さ 1234」のように、表示されている内容の全部が登録番号である。(同:車両番号)
道路交通法 どうろこうつうほう 道路を通行、使用する際のルールを定めた法律。
自動車だけでなく、自転車や歩行者も対象としている。
特別危険保険料率適用予告通知 とくべつきけんほけんりょうりつてきようよこくつうち 保険加入者が悪質な事故を起こす可能性が高く、普通の加入者よりも高い保険料の徴収が必要であると保険会社が判断した場合に発行される書類。
特約 とくやく 普通契約(主となる契約)の内容に何かを追加したり、制限したりする追加事項の事。特約が付くと、主となる契約より強い効力を持ちます(特約事項のほうが優先される)。

「な・に・ぬ・ね・の」で始まる用語

任意保険 にんいほけん 自分の意志によって加入する保険のこと。全ての自動車に加入義務がある「自賠責保険」を補完する役割を持つ。自賠責保険では補償されない、加害者の死傷と物への補償がなされるのが最大の特徴だが、これに加えて事故等が原因で行けなかった旅行の代金補填や、車両にトラブルが有った際の救援サービスなど、様々なプランが備えられている。(参:自賠責保険)
年式 ねんしき その車両が初めて登録された(ナンバーが付いた)年の事。製造年とは異なる。特に輸入車の場合には、日本に入ってきてナンバーが付いた年が年式となるので、製造年との乖離が大きく異なる場合がある。(参:初年度登録年月)
ノーカウント事故 のーかうんとじこ 保険請求を行っても翌年の等級へ影響を与えない事故の事。賠償責任を負わない保険請求が主である。保険金は支払われるものの、その内容が次の保険金だけだった場合にノーカウント事故と判断される。搭乗者傷害保険・人身傷害補償特約・無保険車傷害特約・弁護士費用特約(参:等級)
乗り換え のりかえ 今のバイクから別のバイクに乗り換えること。主に古いバイクを手放す場合に用いる。古いバイクを手放さない場合には、増車(ぞうしゃ)という事が多い。
ノンフリート契約 のんふりーとけいやく 任意保険の個別契約の事。フリート契約に対する用語。(対:フリート契約)

「は・ひ・ふ・へ・ほ」で始まる用語

廃車 はいしゃ バイクを政府(陸運局等)の登録から外す事。一時的に登録を解除する一時抹消手続きと、今後公道では使用しない(廃棄を含む)ことを目的とした永久抹消手続きが有る。何れも手続きを行う事により、ナンバーが外され、公道での使用が出来なくなる。尚、廃車は登録を外す手続きであって、廃棄手続きではない。廃棄手続きは廃車とは別に手配・実施する必要がある。
賠償金 ばいしょうきん 事故の被害者が加害者に対して請求できる治療費、修理費用、慰謝料など。事故により壊れた物の代金や掛かった通院費の他に、事故が原因で得られなくなった給料(失った将来の利益)等も含まれる。(参:慰謝料 逸失利益)
白煙 はくえん 文字通り白い煙の事。バイクから白煙が出る場合には、何らかの異常を示す事が有る。白煙の原因としては水蒸気と異常燃焼が有るが、白煙が継続する場合には異常を疑った方が良い。
払込期日 はらいこみきじつ 代金を指定の支払先へ支払う期日の事。(参:払込猶予期間)
払込猶予期間 はらいこみゆうよきかん 保険料の支払いが遅れた際に、保険会社が支払いを待ってくれる期間の事。保険は支払が期日通りに行われなくても、即時に保障が停止することなく一定期間の猶予期間が与えられ、その間に保険料が払われれば、保障は途切れずに継続する。
通常、猶予期間は支払期日の翌月末までとなっており、この日を過ぎると保険契約が解除される場合がある。(参:払込期日)
被害者請求 ひがいしゃせいきゅう 交通事故の被害者が自賠責保険の保険金を保険会社に直接請求すること。自賠責保険は原則的に加害者が支払った賠償金額をもとに、加害者が保険を請求する事とされている(加害者請求)。そのため被害者が治療を必要としている場合には、一時的にせよ被害者による治療費の立て替えが必要となるが、被害者に金銭的余裕が無い場合には治療の継続が困難となってしまう。これを防止する為に賠償金額が決まる前でも、被害者が保険会社に直接保険金の請求ができる事とされている。これが被害者請求である。(対:加害者請求)
引き取り ひきとり 本来は受け取るという意味。バイクに関しては、不要となったバイクを受け取る業者の事を指す事が多い。買取とは異なり、再販売ではなく、廃棄やリサイクルを目的とする。
被保険自動車 ひほけんじどうしゃ 保険の対象となる車両のこと。
被保険者 ひほけんしゃ 事故・病気などになった時に保険金支払いの対象となる人のこと。保険では保険料を払う人と保険金支払いの対象となる人が一致しないケースが多いため、被保険者と言う名称で、明確にしている。
ファミリーバイク特約 ふぁみりーばいくとくやく 自動車保険や一部のバイク保険に付けられる特約。契約者はもとより、配偶者・家族が125cc以下のバイクに乗った際の事故を補償する。借りたバイクでも補償される。使い勝手の良い特約ではあるが、補償内容が限定される店には要注意。
部位・症状別払 ぶい・しょうじょうべつはらい 損害保険の補償額の決め方で、ケガの部位や状態によって補償金額が決まること。実際にかかった治療費とは関係なく金額が決まるので、比較的速やかに補償が得られる。バイク保険では搭乗者傷害保険が部位・症状別払となっている。(参:搭乗者傷害保険)
付加保険料 ふかほけんりょう 保険料のうち、保険会社の経費等(人件費、設備費、広告費、販売店への手数料、保険会社の利益など)に充てられている部分の事。(対:純保険料)
物件事故 ぶっそんじこ 人には全く被害が無く、物だけが傷ついた事故のこと。(対:人身事故)
物損事故 ぶっけんじこ
不動車 ふどうしゃ 故障でも事故でもなく、放置したために動かなくなったバイク。(参:事故車 故障車)
フリート契約 ふりーとけいやく 10台以上の車またはバイクを所有していて、それらすべてに1年以上の保険を付けている個人・法人に適用される特別契約。保険料の割引幅拡大や、ライダーがだれであっても車両さえ登録されていれば保険の適用になるなど、多くのメリットが有る。(対:ノンフリート契約)
フューエル・インジェクション ふゅーえるいんじぇくしょん エンジンにガソリンを供給する方法の一種。電子的にガソリンを霧状にして送り込む燃料噴射装置の事。(参:キャブレター)
フレーム ふれーむ バイクの骨組みの事。フレームに様々な部品が付けられることでバイクが組みあがる。そのため、その車両を特定するための車体番号が刻印されることが多い。(参:車体番号)
弁護士費用特約 べんごしひようとくうやく 任意保険の特約の一種で、弁護士の協力が必要となった場合にその費用を補償する。
保険期間 ほけんきかん 保険が有効な期間の事。この期間内に起きた事故だけが補償の対象となる。
保険金 ほけんきん 事故等があり補償を得られる場合に、保険会社から実際に支払われる補償額のこと。(参:保険料)
保険金額 ほけんきんがく その保険の契約の範囲で、保険会社が支払える限度額のこと。(参:保険金)
保険始期時刻 ほけんしきじこく 契約の開始時刻の事。多くの場合午後4時となっている。同様に、保険が終わる時刻も午後4時となるのが一般的である。
保険事故 ほけんじこ 保険会社が保険金を支払う必要が生じる事故のこと。交通事故でも、保険金支払いが無ければ保険事故とは言わない。
保険の目的 ほけんのもくてき 保険の対象物のこと。保険加入の目的と言う意味ではなく、その保険が損害を補償する対象物をさす。住宅の火災保険の場合には、家が保険の目的であり、バイク保険の場合には、バイクそのものが保険の目的である。
保険約款 ほけんやっかん 保険の諸条件、補償額の計算方法など、重要な事項が全て記載された書類のこと。
保険料 ほけんりょう 保険加入者が保険会社に保険の加入と継続のために払う金銭のこと。(参:保険金)
保険料収納方法 ほけんりょうしゅうのうほうほう 保険料を支払う方法のこと。
保険料払込方法 ほけんりょうはらいこみほうほう
補償開始日 ほしょうかいしび 保険が有効となる日のこと。共済保険の場合には、午前0時から、すなわちその日になった瞬間から有効となるが、損害保険会社の多くは当日午後4時から有効になる。(参:保険始期時刻)

「ま・み・む・め・も」で始まる用語

満期日 まんきび 契約の期間の満了(=終了)日の事。保険では補償期間が終わる日を指す。
無効 むこう 通常は「効果が無くなった」ことを指すが、契約において無効とは「最初からなかったもの」とすることを指す。過去に遡って効力が取り消される。
無保険車傷害特約 むほけんしゃしょうがいとくやく 任意保険の特約の一種。相手が保険に入っていないか、入っていても自分の損害を補償するに足りない場合に、自分の保険から相手の過失分の補償が受けられる。
無料出張査定 むりょうしゅっちょうさてい 買取会社が売却希望者の指定地まで、無償で訪問し売却希望物の買取価格の査定を行う事。
名義人 めいぎにん 車両の所有権を有している人のこと。必ずしも車両を使用している人とは限らない。例えば、普段使用しているのが子供でも、バイクを買ったのが親なのであれば、車両名義人は親となる。(同:車両所有者)
名義変更 めいぎへんこう 物の所有者・管理者等を別の人物に移す手続き。バイク名義は、保険・税金など多くの事項に紐付いているため、名義人が誰であるかと言うのは極めて重要である。
メーター改竄 めーたーかいざん 改竄とは文書などを事実と異なる内容に書き換える事を言う。中古バイクにおいては走行距離が価格に大きな影響を持つため、メーターの走行距離を不当に低く修正し、バイクの表面上の価値を上げようとすることが、頻繁に行われている。
免責 めんせき 責任を免除されること。保険における免責とは、ある条件下においては保険会社が対応しなくてよいと定める事を言う。
①事故の発生事由による免責
無免許、飲酒運転等、地震、噴火、津波等による事故
②一定額の免責
「車両保険の免責が10万円」となっていた場合には、修理費の10万円までは自己負担、それを超えた金額は保険会社補償となる
免責金額 めんせききんがく 契約の免責条項において定められた金額の事。(参:免責)
免責事項 めんせきじこう 保険約款に記されている免責内容を明文化した部分の事。(参:免責)
免責証書 めんせきしょうしょ 賠償金請求権を放棄する旨を証する書類のこと。通常は被害者が加害者に対して発行する。この書面が提出されることで、それ以降被害者は加害者に賠償金請求が出来なくなるため、賠償金額が決定したのちに、示談交渉を終わらせるために作成される。
元受保険者 もとうけほけんしゃ 再保険に出された契約において、もともとその保険を顧客から受託した保険会社(=再保険を依頼した会社)のこと。(参:再保険)
元受保険料 もとうけほけんりょう 保険会社が契約者から直接受取った保険料のこと。元受収入保険料とも言う。保険会社の売上規模を示す指標の一つとして用いられている。

「や・ゆ・よ」で始まる用語

焼き付き やきつき エンジン内部が規定以上の高温となり、破損すること。主な原因はエンジンオイルの劣化や供給不足などである。
約款 やっかん 契約の一種。多くの契約者に対応する為、予め定型的に定められた契約条項のこと。(参:保険約款)
猶予期間 ゆうよきかん 何かが効力を持つことを一時的に停止する期間の事。(参:払込猶予期間)
輸出会社 ゆしゅつかいしゃ 海外に物品・商品等を販売する会社。バイクにおいてはバイクメーカーの他に、日本では古すぎで買手が付かないバイクを海外に輸出する会社などもある。
用途 ようと バイクのナンバーによる区分のこと。主に通常自家用、レンタカー用、事業用、の3区分に分けられているが、在留軍人用の特殊番号等も有る。(参:車種)

「ら・り・る・れ・ろ」で始まる用語

ライプニッツ係数 らいぷにっつけいすう 将来にわたって発生する利益を現在価値に置き換えた際の指数。例えば「今後貰える給料を今一度に貰うとすると幾らになるか」を算出する為の数字である。交通事故などで被害者が働けなくなったり、労働能力が失われた場合の逸失利益の算定に用いられる。(参:逸失利益)
リスク細分型保険 りすくさいぶんがたほけん 契約者のプロフィールと、過去の事故発生記録を照らし合わせて、その契約者が今後どの程度事故を起こす可能性があるかを判断し、保険契約内容を決める手法の事。
レストア車 れすとあしゃ レストアとはRestore=回復するという英語。レストア車とは何らかの原因で正常に動かなくなった車両を修理して、走行可能な状態に回復させた車両の事をいう。
レッカーサービス れっかーさーびす 車両が自走不能となった場合に、修理工場或いは自宅まで運送するサービスのこと。自動車やバイクの任意保険の付帯サービスとして用いられる。
労働能力喪失率 ろうどうのうりょくそうしつりつ 後遺障害によって、仕事がどの程度出来なくなってしまったかを表す数値。賠償金額の重要構成要素である、逸失利益を求める際に用いられる。(参:賠償 逸失利益)
ロードサービス ろーどさーびす 車両に何らかのトラブルが生じた時に、現地で救援・復旧活動を行ってくれるサービス。

「わ」で始まる用語

ワンオフ わんおふ 特別に制作された製品の事。顧客の要望に基づいて作成された専用品、特別注文品などが該当する。

 

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