バイクの平均寿命? 難しいけど出してみた
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「バイクの寿命は何キロくらいだろう。」
「バイクの寿命は何年だろう。」
「バイクは何キロを過ぎると、故障が増えるんだろう。」

バイクの寿命に関する疑問は尽きません。

バイクは安くない買い物ですし、気に入ったバイクなら尚更永く乗りたいと思うでしょう。「50万出したバイクを5年乗ったら年額10万、月額8千円・・・」というような計算をすることもあるでしょうが、実際の所、バイクの寿命は乗り方、手のかけ方次第でどうにでもなります。

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250ccのバイクでも、10万キロまで走れる!

バイクの寿命が最も気になるのは、中古バイクを買う時ではないでしょうか。

中古バイクを選ぶときに、走行距離は重要な目安です。しかし走行距離が多いからといって、そのバイクの寿命が近いということにはなりません。

例えば、250ccを下回るようなバイクは、大型車に比べて寿命が短いと言われます。

この意見は間違いではないのですが、250ccでもメインテナンスをキチンとして、定期的に乗っていれば、ここまで走れます。

如何でしょう? 250ccでも乗り方次第では10万キロを目指せるのです。

しかし、この方のバイク、ちゃんと走っているのでしょうか?

8万キロも走ったら、しょっちゅう故障しているのではないでしょうか?

実はこのツイートを行った方は、バイク専用の地図であるツーリングマップルの編集者で、このバイクを現地調査に使っています。そのバイクがしょっちゅう故障していたら、仕事になりません。

つまり、8万キロ走ってもちゃんと仕事につかえる状態なのです。

バイクの寿命は何キロか?

250ccのバイクを8万キロ以上持たせるにはどうしたらいいのでしょう?

バイクの寿命は様々な条件で変わります。

バイクの寿命は走り方で変わる

例えば同じバイクでも、市街地走行が多いバイクと高速道路での走行が多いバイクでは、高速道路を良く走るバイクの方が寿命は永くなります。

これは高速道路の方が、一定回転数でエンジンを回し続けたり、路面の段差が少なかったり、停止や発進を繰り返す走り方ではないために、バイクに負荷がかかりにくいからです。

つまり急発進を避けるなど、車体に負荷がかかり難い走り方をすればバイクの寿命は伸ばせるのです。

高速道路がメインで走っているとしても、低いギアでレッドゾーンぎりぎりの回転数で走るようなことをしていれば、逆に痛みは早くなります。

 

バイクの寿命はメインテナンスで変わる

当然のことですが、メインテナンスの頻度は寿命に直結します。

特に重要なのはエンジンオイルの交換。

エンジンオイルはエンジンの摩耗を防ぐことと、エンジン内部を洗浄する為に使われています。オイル交換を怠るということは、エンジンの摩耗とエンジン内部への汚れの付着を容認していることになります。

この2つはバイクにとって最も深刻なダメージであるエンジンの故障の原因となります。

オイル交換をきちんと行わないと、バイクを廃車しなければならないような不具合をを引き起こす可能性が高いのです。

 

バイクの寿命は排気量で変わる

排気量によっても寿命は変わります。

排気量が小さいとその分エンジンの回転数を上げてパワーを出さなくてはならないので、エンジンに負荷がかかり易いのです。

さらに同じ排気量のエンジンでも、発進時に一気に回転数を上げる乗り方と、スムースに回転数を上げる乗り方では、スムースな乗り方の方が寿命は伸びます。

 

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平均的な乗り方をした場合のバイク寿命

このようにバイクの寿命は走行距離よりも、乗り方とメンテナンスの頻度に影響を受けます

バイクの寿命はオーナーによってかなり変わるのです。そのため、「●×キロが寿命」と一概には言えないのですが、目安としてあえて距離を出してみました。

普通は何らかの不具合が頻発し、その後しばらくすると壊れますので、不具合が出だす目安の距離と、直すなら買い替えた方が安くなる目安の距離を出しています

因みに”買い替えた方がお得”とは「一回の修理代より買い替え費用の方が安い」ということではありません。「様々な場所にガタが出て繰り返し修理費用がかるため、トータルで見たら買い替えた方が安い」という意味です。

 

排気量 不具合が出やすくなる 買い替えた方がお得
~50cc 15,000km~ 20,000km~
~125cc 20,000km~ 30,000km~
~250cc 25,000km~ 50,000km~
~400cc 40,000km~ 70,000km~
400cc~ 50,000km~ 80,000km~

バイクは寿命まで乗るべきなのか?

このように、バイクはメインテナンスを怠らず、適度に乗っていれば、かなり長い期間あなたを楽しませてくれます。

しかしメインテナンスが出来ない、適度に乗れないのであれば、寿命は一気に短くなります。

もしも心配な状態になっているなら、手放すのも一つの選択肢です。

では手放す時に年式や走行距離はどれくらい価格に影響するのでしょうか?

バイクの年式と走行距離が買取価格に与える影響を調べてみました。

調査の対象としたのは、最も多くの実績データが取れるホンダのCB400sfです。

CB400 SF

本来ならば、買取額データで分析するのが良いのですが、買取価格データはバイク買取会社にとって不利な方向に動くことがあるため、統計に足るデータ数を集めることが難しくなっています。そのためこの分析では販売価格を用いました。

BikeBrosのデータを基に調査を行った結果、305台分のデータが取れました。 2001~04年製造のSPEC2が30台、05~07年のSPEC3が68台、08年以降のREVOが207台です。

調査対象の3車種。 図の表記台数と調査台数が違いますが、これは走行距離1,000km以下のいわゆる新古車をデータから除外したためです。

 

これらの三車種を走行距離と販売価格で散分図化したグラフがこちらです。

●が最も古い年式のSpec2 が次に古いSpec3、現行車種であるRevoは販売年数が長いので年代ごとに3つに分け、が08年~11年、が12年~15年、そしてが16年以降です。

年式による差が分かり易いように、年式別の販売価格帯に色を付けてみるとこのようになります。

如何でしょう。
価格帯の特徴がかなり分かり易くなりました。

つまりこういうことです。

現行車種であるCB400sf REVOを手放すなら、走行距離20,000kmを超えるまでに売ってしまった方が良いでしょう。

20,000kmを超えると、年式が新しくても旧年式のSpec2やSpec3と変わらない価格帯に入ってしまいます。つまり新しい年式でも、高値では売れなくなるのです。

逆にSpec2やSpec3のような旧年式の場合には、走行距離が短くても長くても売値は変わりません。買取価格も大きくは変わらないのです。この場合には、あなたが好きなだけ乗ってから手放した方が良くなります。

このように、バイクの寿命と買取価格の関係は年式と走行距離で変わります。

400ccのバイクに不具合が出始めるのは40,000km位からでしたから、その半分の20,000kmを超えると、年式よりも走行距離で価格が決まるようになってきます。

つまり目安としてはこのようになります。

年式が新しいバイクは、寿命年数の半分を超えるまでに売った方が値段が高くなる
価格が落ち始める距離の目安
~50cc  : 7,500km
~125cc : 10,000km
~250cc : 12,500km
~400cc : 20,000km
400cc~ : 25,000km

 

既に年式が古いバイクは、走行距離が短くても値段は上がらない
この場合には自分が納得いくまで乗って位から売った方が満足度が高いと思います。

 

売るまでは考えていないが値段は知りたい
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先ずは無料お試し査定で自分のバイクの今の価格を調べてみては如何でしょう。

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バイクは乗らなくても傷む

もう一つ忘れてはいけないのは「バイクは走らないと傷む」ことです。

これはバイクに限らず自転車でも、自動車でも、家でも同じです。使ってあげないと思いがけない所に不具合が出ます。

 

バイクは大雑把に言えば、金属、プラスチック、ゴムで出来ています。

走行しないとゴムの固形化が進みます。ゴムがダメになると、色々な所が動かなくなります。

また、エンジンを動かさないとオイルがエンジン内に回りませんので、エンジン内の腐食も進みますし、エンジンの中にあるオイルやガソリンなどが劣化して悪さをします。

自転車を放置していたら、いつの間にかタイヤがダメになっていたという経験はありませんか? あるいはギシギシ音がするようになったということは?

バイクも同じで、乗らないために起こってしまう傷みがあります。

乗らないために発生する傷みの程度は、走行距離では判断できません。

例えば5年で1万キロ走っているバイクだとしても、最初の4年で1万キロ走り、その後1年放置していれば、「乗らないことが原因の傷み」が進んでいるはずです。

逆に最初の1年放置してその後の4年は定期的に乗っているなら、「乗らないことが原因の傷み」は解消されているでしょう。

バイクの声を聞け! こんな異変に注意

バイクは自分の不調をキチンと訴えてくれます。ですがライダーに聞く気が無いと、気付くことが出来ません。

もしバイクが次のような訴えをしたら、故障を疑ってください。

  • エンジンがかかりにくくなった
  • 燃費が悪くなった
  • オーバーヒートし易くなった
  • エンジンがすぐに熱くなるようになった
  • エンジンの振動が大きくなった(ミラーに映る景色が振動で見えなくなってきた)
  • ブレーキの効きが悪くなってきた
  • シフトチェンジがし辛くなってきた
  • アイドリングの回転数が低くなった。アイドリングが止まる
  • スピードが上がりにくくなった
  • エンジンからカチカチ、ガタガタと言うような音がするようになった
  • マフラーから白煙が出続ける

このような異変を感じたら直ぐに対処をしましょう。自分での対処が難しい場合には、バイク店に相談してください。

これらの不具合は少しずつ現れてきますので、なかなか気付けません。そのため、異変に気づいた時が症状の始まりではなく、症状が進んでしまっている状態と考えて下さい。

 

バイクの寿命は持ち主次第

バイクにも寿命はありますが、その永さはオーナーによって大きく変わります。

バイクの寿命を伸ばすために必要なことは、人間の健康維持と同じです。

  1. 適度な運動(頻繁に乗ってあげる)
  2. 十分な栄養(適切なメインテナンス)
  3. ストレスが無い生活(乱暴に扱わない)

この3点を守っていれば、バイクの寿命は確実に伸びます。

バイクの寿命を気にするのであれば、先ずは自分のバイクに対する接し方を見直してみて下さい。

バイクは何も言いませんが、大切に扱えばきちんと応えてくれます。

中古バイクの寿命を見抜く方法

最初にご紹介したように、250ccのバイクであっても乗り方次第で、10万キロを目指せるまで寿命を延ばせます。

しかし中古車を選ぶ場合に、前のオーナーがどのように乗っていたのか、バイクを大切にしていたのかを直接聞くことは出来ません。

しかし、オーナーに聞かなくても、バイクの状態をキチンと観察すれば、ある程度の事は知ることが出来ます。

中古バイクを選ぶときのポイントをこちらに記事に纏めましたので、参考にされてください。

バイクを売るなら、自分に合った売り方で

バイクを売る先は「バイク販売店」「バイク買取専門店」「一括査定サイト」「専門オークション」「個人売買」など実に多くありますが、買取をどこに依頼するかで、買取の値段、かかる手間、要する時間、懸念されるリスクなど、全てが変わります先ずは自分に合った買取先を見つけましょう。それが満足できるバイク売却の第一歩です。

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