旧車とは本来は古いバイクを指す言葉ですが、単に古いというよりも「バイク黄金時代のバイク」というニュアンスで語られることが多くあります。
具体的には1970年代から1990年代くらいまでの国産車。バイクが若者の憧れの対象であり、暴走族、走り屋、鈴鹿八耐、汚れた英雄、はたまた横浜銀蝿まで、実に様々なバイクカルチャーとその亜流を生み出した時代です。
しかし誤解を恐れず言えば、昨今は【旧車】と言えばバイク黄金期のなかでも暴走族に好まれた400ccクラスのネイキッド車を指すことが多くなっています。
本来はそういう意味ではないのです。元々はこういう雰囲気を旧車と呼んでいました。
出典:WEBオートバイ
しかし、旧車會なる暴走族の同窓会的な集団が増えたことで、いつの間にかこんな雰囲気をイメージする言葉になっています。
一口に旧車と言っても様々な意味があるので、使い方には少し注意が必要です。かつての旧車を意味したいなら、ビンテージバイクと呼んだ方が良いかもしれません。