下町バイク2019 新型バイクについて監督からのメッセージ
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自称Super Minimum Challenge(SMC)の非公認サイト第一号とのたまわっておりましたが、そんな私にSMCの監督兼ライダーである近兼拓史監督がメールを送って下さいました。

頂いたメールから、現在の状況が伺い知れますので、ご紹介します。

 

また、SMCのクラウドファンディングも開始されていますので、こちらもお知らせいたします。

この記事を読んで、もしあなたの心が少しでも振るえるのなら、あなたもプロジェクトに参加しませんか?

史上最速の原付バイクで走る気分を、あなたも一緒に味わいましょう。

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バカな挑戦を真正面から応援いただき感謝します

監督からの頂いたメールはこんな書き出しでした。

度々応援記事を頂いているとお聞きし、記事楽しく拝見いたしました。
バカな挑戦を真正面から応援いただき感謝します。

いやいや、想像通りの方ですね。

これだけのスケールの挑戦を自分で「バカな挑戦」と言い切ってしまう、

ムチャクチャカッコイイですね。

今年のマシンは。。。。乗れるのか、これ?

今回の走行は、昨年の125ccに加えて、いよいよ50ccが走行します。日本が世界に誇るホンダカブのエンジンで世界記録を狙うという、SMCの目標に挑むのです。

2018年に走行したNSXの画像 白い塩湖の上をオレンジの流線型をしたバイクが走っている

昨年走行したNSX

昨年のマシンNSXに続き、今年作成されているのはNSX-02と名付けられた新型車両です。

 

昨年の走行から得たデータや経験値を基に、制作が進んでいるとの事。

監督より頂いた設計図がこちら。

2019年に使用される車体の設計図。昨年の車両よりも車高が低く設計されている

ほとんど前が見えそうにないというのが玉に傷です。

とのことです。

それもそのはず

乗車姿勢がすごい

2019年に使用される車体の乗車姿勢。正座して頭を伏せたような状態で乗車することになる。

出典 : Makuake

これではタイヤしか見えないと思うのですが。

急ブレーキ掛けたら、タイヤで鼻をこすっちゃいそうですね。

因みに現在の世界記録保持車がこれです。

原付の最高速度記録保持車両の写真。 塩湖の上で金色の流線型の車両と共に3人の男性が笑顔で映っている。

乗車姿勢はこうなってました。

原付の最速記録保持車両の乗車姿勢。仰向けに寝そべり、上半身をわずかに上げた状態での操縦姿勢。

 

これであればまだ理解できますが、

NSX-02の姿勢はこうです。

2019年車両の乗車姿勢

この乗車姿勢について、監督のメールに興味深い記載がありました。

さらに空気抵抗を減らすために
いよいよ切り札のバーチャルステアリングを組み込んだ設計となりました。
静岡文化芸術大学の羽田教授の自信作です。

 

バーチャル・ステアリングとは、あまり耳慣れない言葉ですが、ハブ・センター・ステアリングに似た仕組みと言えば、イメージ出来る方もいるでしょう。

ハブ・センター・ステアリングとはビモータのテージなどで目にするあの仕組みです。

センターハブステアリングシステム採用車両 ビモータ テージ

https://www.bimota.jp/

 

ハブ・センター・ステアリングはフロントフォークが無く、ハンドルと前輪が直接つながっていません。

センターハブステアリングと、通常のバイクの違い。通常のバイクにはあるフロントフォークがセンターハブステアリングには無い

バーチャル・ステアリングもこれと同じような見かけをしています。

バーチャル・ステアリングもセンター・ハブ・ステアリングも作られた目的は同じですが、仕組みは違います。2つの違いについてはこちらのサイトが詳しいのでご興味がある方はご参照ください。
バーチャルステアリングとハブステアリングの違い

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バーチャルステアリングについて、じっくり知りたければこちらをどうぞ。
NSX-02の車体設計を担当している羽田教授の著書です。
何を目的に開発したのか、ビモータのテーシのステアリングと何が違うのかもバッチリ書かれています。
かなりマニアックな内容で、メカ好きにはうってつけです。

監督のメールを読んだ時には、なぜバーチャル・ステアリングを使うと空気抵抗が減らせるのか良く分からなかったのですが。設計図と乗車姿勢から考えるに、空気抵抗を最大限減らすには、普通のハンドルを付けるスペースが無く、その解決策ではないかと思います。

つまり、普通にハンドルを付けると、この位置になるはず。

2019年車両に通常のハンドルを採用した場合のイメージ図

そうするとハンドル操作の為には、ライダーの位置をここまで上げなければなりません。

2019年車両に通常のハンドルを採用した場合の乗車位置の変化。ハンドル操作を可能とするためには頭一つ分、乗車位置をあげなければならない。

空気抵抗を最大限に減らすにはこの乗車位置は明らかにマイナスです。

ライダーの位置を出来るだけ下げるには、タイヤの直径より低い位置にハンドルを持ってこなければならず、そのためには、ステアリングと前輪が直接繋がっていないバーチャル・ステアリングが必要だということなのかもしれません。
(監督、間違っていたらすみません)

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マシン製造上のトラブルや金欠はあれど計画は順調?

現在の状況について

マシン製造上のトラブルや金欠は想定内とすれば、今年も計画は順調に進んでいます。

と、監督はおっしゃっていますが、

「今年計画は順調」って。。。昨年は順調でしたっけ?

開発が間に合わなくて、船便輸送を諦めて航空便で車両を送りませんでしたっけ?

車両が出来た日に、神戸で車体を受け取って、そのまま成田まで自分で運びませんでしたっけ?

あれは全て「順調」の範囲の出来事だったのですね、、、監督、、、

レコードブレーカーと名付けた新型エンジン

現在はエンジン製作が大詰めを迎えているようです。

現在レコードブレーカーと名付けた新型エンジン
50cc+インジェクション+スーパーチャージャー
125cc+インジェクション+ターボ
を開発製作中です。

これが125ccのエンジンです。

2019年車両に採用されるレコードブレイカーエンジンの画像

原チャリサイズのタイヤと、カスタムされたエンジン周りのコントラストが圧巻です。
(モトチャンプの記事によれば、このフレームとタイヤはエンジンテスト用のようです)

お察しの通りエンジン開発はそう簡単には行きません。
全て部品は一品物の制作となりますので、めまいがするほど時間がかかりますし
理論通りでもあっさり壊れたりします。
15馬力を目指す50ccは12馬力、30馬力を目指す125ccは25馬力が壁で
そこからは0.1馬力単位の上下を繰り返しています。

 

エンジン開発には相当に苦労しているようです。

現時点では50ccエンジンの画像は入手出来てません。開発を連載掲載しているモトチャンプ誌でも、50ccエンジンの画像は出ていません。

本番は8月なのに、間に合うのでしょうか?

昨年同様に安い船便輸送は使えず、お金をかけて航空便輸送になりそうです。

そういえばクラウドファンディングの使い道にも「輸送費」と記載がありましたね。

開発の最難関 エンジンが入らないぞ!

SMCに限らず最高速度を狙う車両の開発では、もっと強く、もっと軽く、もっと小さくが求められます。

SMCもその壁に突き当たっているようです。

ターボエンジンは補機類をどう収めるか?巨大なインタークーラーやオイルクーラーの配置とパイプの取り回しに日々頭を痛めています。フレームはそれらの収め方と同時進行なのでなかなか一進一退です。

この装置とパイプのことです。

2019年車両の吸排気パイプ・クーリングシステムパイプの取り回し。エンジンの幅よりパイプが大きくはみ出している。

このパイプ幅をこの車両の幅に収めるわけです。

パイプを収めるべき2019年車両のスケルトン図

パイプ幅が監督の肩幅より細くなればベストでしょう。

上の乗車図の赤線がフレームなので、フレーム幅は監督の肩幅より細いはずです。そうなると車両は「監督の肩幅+カウルの厚さ」を最大幅にすることを目指すことになります。

こちらがフレーム

2019年車両に採用されるフレーム。作業ガレージ内の台の上に乗せられている。

2019年車両に採用されるフレームの作業風景。作業台に乗せられたフレームを作業着を着た男性が確認している。

パイプを細くすればエンジンの出力と強度が落ちる、かといって太くすれば重量と車幅が増すので速度が出にくくなる、、、

その都度、試作品を作っての作業でしょうから、相当に時間も根気も求められるはずです。そしてお金も、、、

クラウドファンディング開始

チームの努力だけでは自ずと限界が見えてしまう資金面の解決策として、今回のプロジェクト予算である2,200万円の一部、200万円をクラウドファンディングで手配したいとの発表がなされ、既に募集が始まっています。

私たち個々人はこのプロジェクトに直接手を貸す事は出来ませんが、金銭面での協力なら出来ます。

クラウドファンディングを通じて、あなたもこのチャレンジに参加してみませんか?

クラウドファンディング(英語: Crowdfunding)とは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に財源の提供や協力などを行うことを指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語である。ソーシャルファンディングとも呼ばれる

集まった資金はマシン製作費開発費用と、アメリカへの運搬渡航費用の一部として用いられるとのこと。

現在の50cc、125ccクラスの世界最速記録はイタリアのアプリリアとオランダのKTMが保持しています。

何としても日本のお家芸であるはずの50ccクラス、125ccクラスの世界記録は日本に取り戻したい。

そんな思いで現在必死にマシン作りを進めています。

それが究極のランドスピードレーサーNSX-02です。

この思いに賛同される方はぜひご参加を!

参加者には様々な特典が用意されていますので、先ずはサイトを確認してみて下さい。

無駄だと思っていても実際にやってみることの魅力

監督のメールはこのように締めくくられていました。

IT全盛の世の中ですが

汗を流してものを作ることや

無駄だと思っていても

実際にやってみることの魅力が伝わればいいなと思っています。

 

私は今年も全力でSMCをフォローします。

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