バイクを売るなら ここに注意
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バイクを売るなら、以下の手順のように進めましょう。この手順なら余計な手間をかけずに、自分が望む方法で、バイクを売ることが出来ます。

手順をざっと並べるとこのようになります。

  1. バイクを手放したい日を決める
  2. 必要書類を確認する
  3. 任意保険の解約日を確認する
  4. バイクの状態を確認する
  5. バイクが売れそうな価格を調べる
  6. 自分に合ったバイク買取先を探す
  7. バイク買取の査定を依頼する
  8. 査定(見積もり)を受ける
  9. 売却完了

手順は1から順に進めるのが王道ですが、もしも今直ぐにバイクを売る必要があるなら、手順を変えて下さい。

最短日程でバイクを売るなら、1(手放したい日を決める)の後に6(バイク買取先を探す)と7(査定を依頼)を行います。その後8(査定を受ける)迄の間に2(必要書類の確認)~5(市場価格調査)を行ってください。

つまり1.6.7.2.~5.8.9となります。この順番だとかなり忙しくはなりますが、効果を損なわずに日程を短縮することが出来ます。

目次

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① 手放したい日を決めましょう

先ずは売りたい日を決めましょう。

売りたい日とは査定を受けたい日であり、お金を受け取りたい日でもあります。

全額を当日現金で払ってくれる会社も多くあります。但しバイク王などは3万円以上の買取の場合には、2~3営業日後の銀行振り込みとなるので、その分の余裕は見ておいてください。

もし、日程に余裕があるなら高値が出やすい日を選ぶのも良いでしょう。高値が出やすい日については、こちらの記事を参照してください。

ポイント
日程に余裕があれば「高値が出やすい日」を選ぶ

② 必要書類を確認しましょう

バイクを売るためには次の書類が必要です。

  • 250ccを超えるバイクなら車検証(廃車済みなら自動車検査証返納証明書)
  • 125ccを超えて250cc以下のバイクなら軽自動車届出済証(廃車済みなら軽自動車届出済証返納確認書)
  • 125cc以下のバイクなら標識交付書(廃車済みなら廃車証明書)
  • 自賠責保険証(加入中の場合)
  • 印鑑(認印で良い。但しシャチハタ印は業者に確認が必要)
  • 身分証明書(写真入り住基カード/運転免許証/保険証/パスポート のいずれか)
  • 親権者の同意書(未成年がバイクを売る場合)

車検証等の公的な書類が無い場合には、査定を依頼する際に業者にその旨を伝え、代替書類を確認する必要があります。

これらが無いと、査定を受けた日に売却の手続きを終えられない場合もありますので、出来るだけ用意しましょう。紛失などで準備できない場合には査定日の前に買取会社に相談し、代わりとなる書類の指定を受けるようにします。

ポイント
必要書類は見積を依頼する前に確認する
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③ 任意保険の解約日を確認しましょう

任意保険の解約日を確認します。

保険料は一ヶ月単位で計算されるので、期限を1日でも過ぎると一ヶ月分の保険料が余分に掛かります。

手続きが1日遅れただけで、返金額が数千円減ってしまうこともあり得るので、前もって解約手続きの締め日を確認しておきましょう。

もうバイクに乗らないことが確実なのであれば、この段階で解約してしまっても良いでしょう。

尚、自賠責保険はバイクを廃車にしないと解約することが出来ません。また月額の保険料は数百円なので、手間をかけてまで解約を急ぐ必要はありません。

ポイント
任意保険の解約が遅れると、数千円の損になる

④ バイクの状態を確認する

査定を受けるにあたって、バイクの準備が出来ているかを確認してください。準備とはローンの有無とバイクのキレイさです。

まだローンを返済中なら

査定を受ける前に少し手続きが必要です。詳しくはこちらを参照してください。

洗車、部品交換の要否を確認する

買取査定時にバイクがホコリだらけだと、決して良い値は付きません。またパーツを交換している場合には、売却前にノーマルパーツに戻した方が買取値が上がる可能性があります。

一般的にオプションパーツは本体とは別に部品として売る方が買手が増え、値段が高くなる傾向にあります。特に有名なメーカーの製品であれば、ヤフオクなどの個人売買で驚くような値が付くこともありますので、個人売却を検討しても良いでしょう。

バイク本体をヤフオクやメルカリ売るのはリスクが高くお勧めし難いのですが、オプションパーツであれば比較的低いリスクでオークションに出品出来ます。

ポイント
査定員が来る前に、バイクを見栄え良くしておく

⑤ バイクが売れそうな価格を調べる

査定を受ける前に、おおよその買取価格を調べます。

この手続きは少し面倒ですが、安値で買い叩かれないためには必ず必要な手続きなので、実施してください。

市場価格を把握していないと、査定員の提示する価格が本当に高値なのか判断が付かなくなります。市場価格の調べ方についてはこちらの記事を参照してください。

ポイント
査定員に負けないように理論武装する

⑥ 自分に合ったバイク買取先を探すために、診断を実施する

こちらの診断を実施して、自分に最も適した売り方を調べて下さい。バイクを売る先には大きく分けて4つあります。

  • 買取販売店
  • 一括見積
  • 下取り
  • 個人売買

このうちどれを選ぶかで、かかる手間と値段の上がり方が全く異なります

自分に合った先に依頼を行わないと、満足いく結果にはなりません。

ポイント
バイク買取は高く売れる先よりも、自分に合った買い取り先を選ぶ

⑦ バイク買取の査定を依頼する

査定の依頼を行います。

⑥の診断結果に基づいた先に依頼することをお勧めします。

見積もり日の調整が可能であれば、①で確認した「高値が付きやすい時期」に見積もり日を設定すると良いでしょう。

ポイント
バイク買取査定の依頼先をむやみに増やさない

⑧ バイクの買取査定(見積もり)を受ける

いよいよ査定の当日です。査定が行われている間は、必ず査定員と同席して下さい。

バイクの状態だけでは判断が付かない事項が出てきた際に、直ぐに売り手に確認出来ないと査定時間が不必要に長引きます

もしも確認が面倒になり、全てを悪い方に判断されてしまったら、見積もり価格は最低額まで下がります。そのような事態は絶対に避けなければなりません。

更に、査定員と会話を交わし良好な関係を築けば、「最後の一押し」が出来るかもしれません。

「査定が終わったら呼んで」などと言って席を外してしまっては良い値は絶対に出ないのです。

ポイント
バイク買取の査定に同席し、査定員に協力する

⑨ 売却完了

査定委員の提示価格に納得出来たら、売却は成功です。売却額を受け取り、手続きを完了しましょう。

尚、売却完了後にはもう一度、保険の解約手続きが完了しているかを確認すると良いでしょう。

バイクを売るなら、自分に合った売り方で

バイクを売る先は「バイク販売店」「バイク買取専門店」「一括査定サイト」「専門オークション」「個人売買」など実に多くありますが、買取をどこに依頼するかで、買取の値段、かかる手間、要する時間、懸念されるリスクなど、全てが変わります先ずは自分に合った買取先を見つけましょう。それが満足できるバイク売却の第一歩です。

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