バイクを売る際に最も心配になるのは、電話がひっきりなしにかかってきて、何度も何度も同じ話を行わなければならなくなることや、断っても断ってもしつこく電話してくることではないでしょうか。
バイク買取業者に関わらず、電話セールスは胡散臭いものが多く、決して有難いものではありません。しかし一切電話すること無しにバイクを売ることが出来ないのも事実です。
ではどうすれば気持ちよく手続きを進められるのでしょうか?
目次
怖いのは多くの電話より多くの業者
ネットが発達し多くの手続きが実際に相手に会わずに行えるようになりました。しかし全く相手に会わずにバイクを売ることはさすがに出来ません。最低でも1社とは直接会う必要があります。
1社との交渉なら繰り返し電話が掛かってきても、多少イライラはするでしょうが、怖いと思う可能性は低いでしょう。
しかし数分おきに次々と別の業者から電話が掛かってきたらどうでしょう。日が変わっても繰り返し電話が入り、同じ返答を何度も繰り返さないといけないとしたら? 着信拒否のリストを増やし続けなければならないとしたら?
しかもその電話主の全員が自分の住所まで知っているとしたら?
このようになると不気味さを感じるのではないでしょうか。特に一人暮らしの女性などは絶対に避けたい状況だと思います。
バイク買取業者の電話が多くなるワケ
しかしなぜ、こうも電話が鳴ってしまうのでしょう。
実は「一括査定」という仕組みにその原因があります。一括査定はこのような仕組みになっています。サイトに登録された情報が、瞬時に多くの業者に転送されるのです。
一括査定サイトから情報が転送される業者の数は非公開ですが、私の調べたところでは最大で70社を超える業者に転送される可能性があります。
勿論、東京での買取希望に九州の業者が連絡してくる可能性は低いため、常に70社の業者が連絡をしてくるわけではありません。しかし根本的な問題は、情報が提供される業者の数を顧客側がコントロール出来ない点にあります。
電話をしてくるバイク買取業者の数はコントロールできる
実は自分に連絡してくる業者の数をコントロールする方法があります。「一括査定サイト」ではなく、「バイク買取専門店」に個別に依頼を行えばよいのです。
個別に依頼した場合に情報が伝わる経路はこのようになります。
この方法であれば、自分の情報が渡される先も、連絡を行ってくる先も一社に絞り込むことが出来ます。
バイク買取業者の数を絞り込んだ時のデメリット
バイク買取業者の数を絞り込めば、電話の数は劇的に減ります。しかし一方で、最も高い値段で買い取ってくれる業者と出会うチャンスも減ります。
その結果、買取価格が跳ね上がることは無くなるでしょう。高値を追求したいなら、複数の会社との交渉は避けられません。より多くの会社と交渉すれば、より高い値が付く可能性が増すのです。
声をかける先を何社まで広げるか?
あるいは最初から最大70社の一括査定を選ぶか?
ここが思案のしどころです。
自分に合った売り方をどのようにして選ぶか
バイクを売る手続きは、「どのように売りたいか」で依頼先を決めないと取り返しがつかない事になります。
「どのように売りたいか」から適切な依頼先を選ぶことが何よりも大切です。その具体的な方法をこちらのページに記載しているので試してみて下さい。